脱サラ起業が原因で別れ、起業してから復縁しました

dekita

大学を出て、某大手企業に就職しました。けれど、かなり早い段階から、「自分がほんとうにやりたい仕事はこれではない」という気がしていました。そして、「すべて自分の判断で決められる仕事、自分の努力がそのまま報われる仕事をしたい。いつか自営業に転じて、自分の店を持ちたい」と思うようになったのです。

ところで、私は入社して5年ほどたったころから、同じ社内の後輩女性と男女の関係になっていました。部署はまったく違うのですが、社内行事で知り合って、私のほうからアタックしたのでです。

いわゆる社内恋愛ですが、周囲も「公認」の形で、その関係は4年続きました。私は30歳を超え「今が最高のタイミング。脱サラ開業の夢を実現しよう」と決意しました。

そして、その彼女に「脱サラ開業するつもり。俺についてきてくれないか」とプロポーズしたのです。

これは、あとから考えると大きなミスだったのですが、実はそれまで一度も、交際している彼女にそのプランを話していません。「これは俺の人生なのだから、俺一人でぜんぶ決めて、それから彼女に話すべきだ」という、男の変なプライドがあって、それで話していなかったのです。

彼女にしてみれば寝耳に水。4年も交際していましたので、プロポーズ事態は想定内だったでしょう。けれど、「会社を辞める。ついてこい」というくだりは、完全に想定外だったにちがいありません。

彼女は、「そんな大きな人生プランがあったなら、どうして今まで相談してくれなかったの?」と言い、「そんな身勝手な人についていく気にはとてもなれない。リスクが大きすぎる」と、完全拒否されてしまったのです。

そして、私は会社とも彼女とも、別れることになりました。

1年弱の準備を経て、私は店を開業しました。その開業案内を彼女にも送りました。ほかの人には印刷物だけを送りましたが、彼女には印刷物とは別に「ぜひ、一度店に来てください」という自筆のメッセージも添えました。

彼女は、開業1か月後に来てくれました。その後、いっしょに食事をしたり、「なんとなく交際再開」のような形になって、翌年、再び私からプロポーズ。今度は彼女から「OK」の返事をもらえたのです。即答でした。

彼女から「あの時も、ちゃんと話をし、説明して、いっしょに開業プランを考えるような段取りをしてくれれば、あんなふうに拒否しなかったのに」と言われました。

つまり、私のやり方に問題があったわけです。

今は彼女と夫婦二人三脚で、店を切り盛りしています。

33歳 男性
付き合った期間:4年
冷却期間:1年8ヶ月
復縁できた
やったこと
心の関係は一度も絶たなかった。
開業するとき自筆の手紙を書いた。
つまらない見栄を張ることなく、もう一度プロポーズした。