断ち切れない想い

私が彼と出会ったのは、友人の紹介がきっかけでした。彼と私はお互いの家が少し遠かったので、私たちはメールで暫くやり取りをしていました。彼は職人で、毎日革製品の商品を製作していました。

なので基本的には自由がきくとの事で、メールは一日中頻繁にしていました。音楽の趣味が合い、私たちはすぐに意気投合しました。そして直接会う約束をしました。初めて見た彼はとても逞しく、また彼も私を気に入ってくれてすぐに付き合うことになりました。距離があるので頻繁に会うことは出来ませんでしたが、私たちは毎日の電話とメールで繋がれていました。

別れのきっかけとなったのは、彼の作品を私が仕事で見に行けなかった事が原因でした。どうしても休めない仕事で、彼の所へは行けなかったのです。

その時は仕方ないと言ってくれたのに、後になって来なかった事への怒りをぶちまけられたのです。そしてあっさりと別れを告げられてしまいました。私はこんな理由で別れるのは嫌だと言いましたが、彼は私がまた今後も自分より仕事を優先されたら耐えられないと言うのです。

それから2ヵ月電話もメールもなくなりました。けれど私は彼が大好きだし、絶対にまた付き合いたいと思ったのです。

暫くしてから、忘れられないと電話をしました。すると彼は、電話に出てくれません。その後数時間してから、用があるならメールにしてと言われました。私はメールで、彼に対する思いを切実に述べました。けれど彼は、ごめんとしか返事をくれませんでした。その後私は、話がしたいし声がどうしても聞きたいとメールをしました。

一時の気の迷いだと言われ、暫くは冷静に考える時間を作りました。だけどやっぱり彼が好きなのです。だから半年してから、彼に再び電話をしました。また電話には出てくれずメールを送ると、他に好きな人が出来たからもう付き合えないとの返事が来ました。そしてあっけなく私の想いは途絶えてしまったのです。

20    4    8    できなかった    なし